卒業生からのメッセージ

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ウェル福祉学習センターの卒業生から寄せられたメッセージをご紹介します。

ウェルで講座を受講した感想と、これから受講予定の皆さんへのメッセージ

私は、65歳で通所介護施設のデイサービスセンター施設長に昨年4月1日に着任しました。
受講生となった理由は、前の職業が郵便局勤務で介護とは無縁の人生でしたので、利用者の立場、接し方、また職員のみなさんの苦労・施設管理者としての心得等々を基本から学びたくもあり、修了式を無事に迎えられるか、不安をかかえての受講初日でした。
耳にしたことのない専門用語が次々と出ましたが、予習と復習の繰り返しで、また親切な先生と高齢者に優しい吉備国際大学の学生さん・社会経験の深い方々を併せて11名でしたが、私を除いて全員が優秀な成績で修了式を迎えられたようです。

私は2級ヘルパー受講中に、全盲ガイドヘルパーと全身障害ガイドヘルパー資格も受講しました。
今思いますと職場での立場上、受講したのが本音ですが、座学は勿論勉強になりましたが、施設での実習は自分のこれからの人生の送り方を含めて、勉強になりました。
これから受講予定の方々に申し上げますが、個人の資格は他人が頭の中に手を入れて取られるものではないので「果敢に挑戦」されますようお勧めいたします。
終わりにNPO法人ウェル福祉学習センターの皆様にお礼を申し上げまして、卒業生のメッセージといたします。

受講生 S.U

ウェル福祉学習センターの2級講座を受講して

私は、戦後のベビーブームの中で生まれ育った一人です。
定年を少し早めに退職し、今回のホームヘルパーの講座を受講しました。
妻の勧めも有り、福祉関係の仕事をやってみたいと云う気持ちになり受講しました。

最初は、レポートの提出も有り頭もついていかず苦労もしましたが何とかクリアーする事が出来ました。
昔は、人の力で物を作っていましたが、現在は産業ロボットの時代です。
でもヘルパーさんは、一人一人の力が必要です。
やがては、自分もお年寄りの仲間入りをする時がやってきます。
年齢差(個人差)で違いは有りますが、今現在の自分に出来る事、お年寄りの方のお手伝いをと思い、3月より特別養護老人ホーム、デイサービスの方へ働きに行く事が決まっています。
色々と親切に指導教育をして下さった先生方には、感謝しています。
教わった事を大切に今後の施設の方に役立てたらと思っています。

ありがとうございました。

受講生 M.M

ウェル福祉学習センターの講座を受講して

私が「ホームヘルパー2級」の資格を取ろうと思ったのは、障害者支援の職場への就職を紹介してもらったのに、無資格であることから積極的になれず、せっかくの機会を逃してしまったからでした。
「ホームヘルパー2級」の資格を取るのにウェル学習センターを選んだのは、受講日に受講できなくても違う会場で振替受講することができるからでした。
実際に、ほかの会場で2回受講し、「ホームヘルパー2級」の資格を貰う事ができました。

私が受講した会場の受講生は、バラエティに富んでいました。
専業主婦、学生さん、福祉の現場で働いている方、定年後の第二の人生のために受講されている方、老若男女、色々な方と良い出会いをしました。
特に、先生からは、とても良い刺激を受けました。
それで、「ホームヘルパー2級」以外の講座も同時に受講する気になりました。
「ガイドヘルパー」の講座は、障害者の自立支援法など、障害者に関する制度について「ホームヘルパー2級」より詳しい講義があり、実習も「ホームヘルパー2級」より中身が濃く、厳しいと感じる所もありました。
特に、視覚障害者の「ガイドヘルパー」は、現場に入ってからガイドの仕方を覚えるわけには行きません。
アイマスクを着用した人をガイドし、バスや電車の乗降、買い物や道路の横断など、すぐに活かせるだけの事が身についた実習だったと思います。
「精神障害の理解と援助方法の研修」は、資格が貰える講義ではありませんが、講座の中で、当事者の経験談を聞く事ができ、普段精神障害の方と接することがないので、「ヘルパー」として仕事をするようになった時に役に立つと思いました。

今、私の手元には「ホームヘルパー2 級」と「視覚障害者・全身障害者・知的障害者のガイドヘルパー」と「精神障害の理解と援助方法の研修」の5枚の終了証明書があります。
4ヶ月の間に、ウェル福祉学習センターの講座を受講してもらったもので、今まで何の資格もなく、自信のなかった私に大きな力を与えてくれるものです。
学んだことを生かし、自分が理想とするヘルパーを目指したいと思います。
ウェル学習センターのスタッフの皆さん、お世話になりました。ありがとうございます。

受講生 M.N

介護予防講座Iに参加して

先日、介護予防講座に参加させていただきました。
講座では、創心會リハビリ倶楽部における介護予防の取り組みの事例が紹介され、特に印象に残っているのが、目を使ったトレーニングでした。
視覚を駆使して脳を活性化させることが、要介護状態にならないようにするために大変効果的でした。

講師の言葉によると、あえて室内に段差を残しておくという、利用者にとっては日本一不親切な環境であるにもかかわらず、実際は、この環境が利用者の注意喚起を促し、転倒による骨折などを防ぎ、健全な身体を維持していくという、利用者にとっては、日本一親切な介護を心がけていたのです。

私たち介護に携わる職員としては、単に利用者と関わるのではなく、介護予防という大きな目標をもち、利用者の意欲を引き出す支援を肝に命じたいと思います。
利用者が心身共に健康で、自立した生活が継続できることを切に願って已まない講座となりました。
本当にありがとうございました。

現在、デイサービスで介護職員として勤務しているケアマネージャー。
仕事で出会う利用者の笑顔に心癒される毎日です。
平成14年に、ホームヘルバー2級を受講したのがきっかけで、介護の分野にハマる。
現在は、好きな映画鑑賞を控えて、今年7月に実施される福祉環境コーディネーター(検定試験)2級の学習に頑張っています。

受講生/ケアマネージャー Y.A

近藤先生へ

この6か月間、机上の勉強・実習のための演習など、先生からは沢山の事を学びました。

1に笑顔
2に根拠を
3に根拠を
4に根拠を
5に大きな声と笑顔

これは冗談ではなく、12月生のことを思い、厳しくも温かい指導であると思っております。

6か月は長いと最初は感じていましたが、すでにあと数日でこの12月生も解散となります。
ここにいる12月生全員が近藤先生の教えを基本とし、それぞれ成長していきたいと考えています。
短い間ではありましたが、感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。

一同、礼。 「ありがとうございました。」

押柄先生へ

私達12月生は明日をもって、介護スペシャリスト養成科を修了します。

6か月間の前半と後半の講義のみでしたが、とても大切な事を教わりました。
それは信頼関係づくりです。ここにいる12月生は個人の価値観をしっかりと持ちながら、自分と違う経験を持っている仲間の話に傾聴し、受容し、共感することでラポールを築くことができ、助け合いながら6か月間を乗り切ることができました。

先生の教えを、これからは就職先で利用者の方・同じ職員・他のコメディカルとの関わりに活かし、職員としても人間としても成長していきたいと考えています。
まだまだ不十分な12月生ですが、先生のように心は熱く、頭は冷静に行動し、客観的な視点と情熱的な視点を混同しないように、頑張っていきたいと思います。
6か月間、本当にありがとうございました。

一同、礼。 「ありがとうございました。」

小野先生へ

私達12月生の23名は、介護スペシャリスト養成科を修了することとなります。
小野先生には医療・介護分野での基本の考えでもある ICF などから、認知症・介護過程の作成まで多岐にわたる講義を行っていただき、とても勉強になりました。

特に認知症では、この講座の面接会後の国試の問題で理解が不十分であることから、すぐに認知の講義をするといったフレキシブルな対応をしていただき、感謝しております。
正直、まだまだ十分ではありませんが、これからは中核症・BPSD・認知症の特徴を個人的に勉強し、知識を高めることが、利用者の方を理解し、利用者の方に寄り添う介護につながると考えています。

いつも笑顔の印象の小野先生。私達12月生もこの先でへこたれることもあると思いますが、先生に負けず、笑顔の12月生でいられるように頑張りたいと思います。
あっという間の6か月間でしたが、多くの学びをありがとうございました。

一同、礼。 「ありがとうございました。」